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鯖街道マウンテンマラソン なんとか完走しました…その2 [マラソン完走記など]

百里エイドから、次の山本酒店エイドまでの区間は、鯖街道の中では最長の約9kmである。

ここの景色は、毎回思うのだが、本当に素晴らしい。

しかし、これまた毎回感じるのだが、実に長い。しかし、ここには、秘かな楽しみがある。

3年前に初めて走ったときには、民家の前で子どもが二人、チョコレートを渡してくれた。 2年前の雨が降っていたときにも、寒い中、家の前で立っていて、かりんとうをくれた。

去年は、グレードアップして、机を出し、ジュースやらお菓子やら、いっぱい並べていた。3年前に会った、ちっちゃな女の子は、中学生の少女に変貌していた。 

今年は、また顔が変わっていた。顔つきがふっくらとして、一瞬、もう高校生ぐらいになったのかなあと思った。聞いてみると、はにかみながら、中2だと答えてくれた。(おじさんは、去年、中学生になったときいたのを忘れているのだ(笑)) 

たぶん、来年もまた、この少女に会うために、鯖街道に出るんだろうな~ このおじさんは(笑)

さて、足の方はいっこうに回復しないが、この少女エイドと、山本酒店エイドのおかげで、多少復活し、落ち続けだったペースも多少下げ止まり、キロ6分45秒程度で刻めるようになってきた。そして、去年リタイアした川合に到着。この時点ではリタイアの誘惑はふっきって、チラリと見ただけで通過。さあ、いよいよ鞍馬までは自分の足でいかなければならない。

川合からしばらくいくと、久多エイドまではまた強烈な登りが続く。一昨年は、まだスタートしたばかりの半鯖のランナーをぶちぬきながら走ったこの坂、今年は全く走れない。登りはすべて歩く。歩くとまた坂が長い。いつまでたっても、久多が近づいてこない…

永遠とも思えるこの区間で、本当に気が遠くなりかけた。歩いている途中で、ふと気がつくと、意識が飛びそうになっている。気を取り直して、さっさと歩く。でもしばらくするとまた気が遠くなる。

本当にこんなんで、ゴールまでたどり着けるのだろうか? いや、杉峠まで行けるのだろうか?

ようやく久多に到着する。このエイドではおにぎりが二個食べられるのだが、一つ目が喉を通らない。二つ目は諦め、バナナやら、とにかく喉を通りそうなものを補給。ほとんど立ち止まらずに、歩いてこのエイドを出発。ちょっとでも、歩いてでも距離を前に進めたいというただその一心である。

歩いていると、久多で十分休養した選手たちがどんどこ僕を抜いていく。あの元気はどこから出てくるのだろうかと感心するぐらいに、走っていくのだ。ここでまた、例の名前一字違いのランナーさんが、追いついてきた。どこかで抜いたらしい。たぶん、エイドでほとんど休まなかったので、そこで抜いたんだろうと思う。またお会いしましたね~と声を交わす。

このあたりの歩きでは、歩くリズムもテンポが遅い。さくさく歩く人たちにどんどん抜かされる。これだけ抜かれるのも正直テンションが下がるが、それ以上に、本当にこれで杉峠にたどりつけるのか?という不安の方が大きい。まあ、今はこのペースがせいいっぱいである。もしかしたら、そのうち回復するかもしれない。

延々と登りの林道を歩き、いよいよ九十九折りの山道へとさしかかる。

この九十九折は、実は二十五折りである。最初走った年に、五十折りと聞かされていて、ちょっと気持ちが萎えたが、半分で登ってしまったので、数字はよく覚えている。全部の長さがわかっていると、多少、気が楽である。

さて、一折目~と数えながら登っていく。ここは、シングルトラックでほとんど抜きどころがないので、トロトロ登っていると迷惑である。 そこで、少し足を速めて、歩いていく。

しかし、四折目が長い。異常に長い。こんなに長かったっけ。記憶にない。一折目のゆうに4~5倍ぐらいの距離である。これだけ長いのが25もあったら、大変だ… でも、4折目が終わると、徐々に一折が短くなっていく。15折ぐらいまでくると、前をゆく人もさすがにへこたれてきたらしく、徐々にスローダウン。逆に、僕は少し元気が出てきた。久多から初めて、前のランナーを抜く。

そして、22折目あたりで、ポツポツと雨が降り出してきた。12時16分。天気予報がピッタリ的中である。 

 


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